【関東大学ラグビー対抗戦】明治大学が立教大学に勝利
2024年10月12日(土)に群馬県太田市運動公園陸上競技場にて明治大学と立教大学の一戦が行われ、57‐15で明治大学が勝利しました。
1.明治大学のメンバー
こちらが明治大学のメンバーです。
前回の日体大戦はメンバーを大きく変えたので、その前の試合の慶應大学との一戦とのメンバーで比較をしてみたいと思います。
FWは大きく変更がありません。春シーズンに活躍した利川選手の復帰が遅れているのがきになります。
BKはWTBの安田選手がメンバー外になり、FBの金選手もメンバー外になりました。金選手は得意のランで大活躍していただけに残念ですが、龍之介選手と萩井選手のコンビは楽しみです。山田選手が秋シーズン初登場で、竹之下選手は前節に引き続いてのメンバー入りを果たしています。
2.試合の内容
試合は前半、立教大学に押される形になりました。立教大学はシャロ―ディフェンスを仕掛けており、明治にプレッシャーをかけてきました。龍之介選手や平選手は裏のスペースへのキックで状況打開を図りますが、キックが長かったり、うまく収まらずに苦戦します。
立教大学は明治大学を研究して、スクラムからのトライや、ブレークダウン後のピックアンドゴーで前進を図っていました。明治大学はこれから強豪とぶつかる前にいいレッスンになったと思います。
後半は一転してキックを活用します。ハイパンとを多く蹴って、エリアを確保しつつ、ディフェンスラインを前に上がらせない戦略を取りました。これが功を奏し、後半は明治が圧倒し、立教大学を0点に抑えました。
きちんと修正できた点、明治の課題が明らかになった点において、この試合はこれから明治大学が強くなっていくうえでの大きな試合になったと思います。
3.BKのベスト布陣は?
この試合では伊藤龍之介選手と萩井選手が共存する形になりましたが、FBは金選手の方がいいのではないかと思いました。
金選手のカウンターは脅威ですし、フィジカルが強いので、タックルを受けても時間を稼ぎ、周りのフォローを待つことができます。
また、後半に平選手を下げて、竹之下選手が入りましたが、平選手の強さ、パスの精度はやはり相手にとって脅威です。コンバージョンキックも正確ですし、平選手はフルタイムで観たい選手ですね。
次戦は筑波戦ですが、私の個人的な意見としては、
9 SH 柴田選手→田中選手
10 SO 伊藤龍之介選手→萩井選手
11 WTB 海老澤選手
12 CTB 平選手
13 CTB 秋濱選手
14 WTB 白井選手→安田選手
15 FB 金選手
がいいかなと思っています。ただ、どの選手が出ても超一流なので、筑波戦のメンバー発表を楽しみにしたいと思います。
4.早稲田は青学に完勝
同日に行われた早稲田大学対青山学院大学の試合は、67‐0で早稲田大学が勝利しました。
筑波大学に勝利した青山学院を完封しました。恐るべしですね。
佐藤選手、宮尾選手不在でこの強さは脅威でしかありません。早稲田のスタンドオフの服部選手はすごいですね。あのキック力は大学No1間違いなしです。
スクラムも強く、バックスに服部選手、野中選手、矢崎選手というスターを要している。弱点が全く見えません。
次戦は帝京大学戦です。ここ数年でも最強との評判の早稲田大学と連覇中の帝京大学がどういう戦いをするか、もう今から楽しみで仕方ありません。
5.ジュニア戦では明治大学が慶應大学に完勝
2024年10月13日(日)には関東大学ジュニア戦が行われ、明治大学が慶応大学に73‐7で快勝しました。
この試合は慶応大学さんがYOUTUBEでLIVE配信をしていただき、視聴することができました。慶応大学のスタッフの皆さん、どうもありがとうございます。
(実はわたくし、大学院は慶応大学なので、慶應大学も応援しています)
明治のジュニア、強かったですね。スクラムも圧倒していましたし、バックスも縦横無尽にトライを量産していました。利江人選手、やはりすごいですね。視野が広い。
山村選手も元気そうでしたし、安田選手がジュニア戦にでている贅沢さ。FBは1年生の阿部選手が出場して活躍していました。
ジュニア戦は次戦は上井草で早稲田大学と戦います。
今シーズンは関東は明治、早稲田、帝京の3強の実力差が拮抗しています。どちらが勝ってもおかしくない状況で、実際にジュニア戦で早稲田大学が帝京大学に勝利しています。
上井草での一戦は今後の対抗戦を占う重要な一戦になります。
私も現地で観戦する予定です。新人早明戦以来の上井草になります。
どちらが勝つか、今から楽しみです。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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