【ラグビー日本代表】ジョージア戦の振り返りとイタリア戦に向けて

2024年7月13日(土)にジョージア戦が行われ、7月21日(日)にイタリア戦が行われる。イタリア戦で、この夏のテストマッチシーズンが一旦幕を閉じます。

今回はジョージア戦の振り返りとイタリア戦に向けた展望を記載したいと思います。


ラグビー日本代表の試合が行われる札幌ドーム



1.ジョージア戦の振り返り

7月13日(土)に行われたジョージアとの一戦は、23‐25で敗れました。前半20分に下川選手がクロコダイル・ロールでレッドカードになり、1人少ない状況での戦いになりました。また、後半32分にはワクァ選手がイエローカードで退場になり、2人少ない状況でジョージアにトライを許しました。

とにかく規律の差で敗れたといっても過言ではないと思います。

この試合はリーチ選手がキャプテンを務め、ペナルティから4本のPGを成功させました。1人少ない状況でしたので、PGで確実に点数を稼げたのが大きかったと思います。

一方で、この試合でもペナルティからちょん蹴りをしてスタートしたものの、途中でキックを蹴って相手ボールになるというシーンがありました。超速はいいのですが、きちんとタッチを狙って蹴った方がよかったのではないかと思います。


2.イタリア戦に向けて

イタリア代表との一戦に向けて、メンバーが発表になりました。

名前所属チーム出身校年齢
1茂原 隆由静岡ブルーレヴズ中央大学24
2原田 衛東芝ブレイブルーパス東京慶應義塾大学25
3竹内 柊平浦安D-Rocks九州共立大学26
4桑野 詠真静岡ブルーレヴズ早稲田大学29
5ワーナー・ディアンズ東芝ブレイブルーパス東京流通経済大学付属柏高校22
6サウマキ アマナキコベルコ神戸スティーラーズトゥポウカレッジ27
7リーチ マイケル東芝ブレイブルーパス東京東海大学35
8ファウルア・マキシクボタスピアーズ船橋・東京ベイ天理大学27
9小山 大輝埼玉パナソニックワイルドナイツ大東文化大学29
10松田 力也埼玉パナソニックワイルドナイツ帝京大学30
11長田 智希埼玉パナソニックワイルドナイツ早稲田大学24
12サミソニ・トゥア浦安D-Rocks摂南大学29
13ディラン・ライリー埼玉パナソニックワイルドナイツボンド大学[AUS]27
14ジョネ・ナイカブラ東芝ブレイブルーパス東京摂南大学30
15矢崎 由高早稲田大学桐蔭学園高校20
16坂手 淳史埼玉パナソニックワイルドナイツ帝京大学31
17岡部 崇人横浜キヤノンイーグルス関西学院大学29
18為房 慶次朗クボタスピアーズ船橋・東京ベイ明治大学22
19サナイラ・ワクァ花園近鉄ライナーズヘイスティングスボーイズ高校[NZ]29
20テビタ・タタフユニオン・ボルドー・ベグル [FRA]東海大学28
21藤原 忍クボタスピアーズ船橋・東京ベイ天理大学25
22李 承信コベルコ神戸スティーラーズ大阪朝鮮高級学校23
23山沢 拓也埼玉パナソニックワイルドナイツ筑波大学29

リーチ選手がフランカーに戻り、桑野選手がロックのポジションで先発します。サウマキ アナマキ選手も先発で出場します。

齋藤選手はジョージア戦で危険なタックルをしたことで3試合の出場停止。SHは小山選手が先発で、久しぶりに藤原選手がスタメンに名を連ねました。

SOは満を持して松田選手がスタメン。李選手がリザーブになりました。さらに、リザーブには山沢選手も登録されています。

SHとして追加招集をされた飯沼選手はレギュラー入りなりませんでした。

このメンバーを見て思うのは、WTBの選手をリザーブに入れてもいいのではないかという所です。李選手と山沢選手だと役割が被ると思います。根塚選手か高橋選手を入れた方がいいのではないかなと個人的には思いました。

平均年齢は27歳、若いメンバーが多いです。

試合は札幌ドームで行われます。暑い日が続くので、選手にとっては快適な状況で試合ができると思います。

先日のジョージアに敗北して、世界ランキングで12位から14位に下がってしまいました。イタリアは8位です。格上の相手になりますが、地の利を生かして、テストマッチシリーズ最終戦を勝利で終えて欲しいと思います。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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