大学選手権の出場校予測

 今回は本年の大学選手権の出場校予測をしたいと思います。


1.関東大学対抗戦

11月17日(日)の天王山で明治大学が帝京大学に敗れました。この結果、明治大学の1位の可能性はかなり厳しくなったと思います。

こちらが現在の勝ち点と今後の勝ち点と順位の予測です。対抗戦は5大学が大学選手権に出場できます。



1位は早稲田大学を予想します。11月23日の早慶戦で慶應に勝ち点6で勝利し、12月1日の早明戦では明治に敗れるものの勝ち点2を獲得し、合計の勝ち点38となり1位になります。
早明戦は早稲田有利と思っています。今の完成度や勢いを見ると早稲田が勝利するというのが大勢だと思いますが、明治ラグビーを応援する立場として明治の勝利を信じたいと思います。
対抗戦、選手権で両方勝つのは難しいと言われているので、早明戦は敗戦でもいいのかも。。。

2位は帝京大学。筑波大学に勝ち点6で勝利して勝ち点37になります。

3位は明治大学。早稲田大学に勝ち点5で勝利して勝ち点36になり、3位に留まると予想しています。

4位以下は激戦。4位は慶應義塾大学を予想します。早慶戦で早稲田に敗れるものの、最終戦の日体大戦では勝ち点6を獲得して合計勝ち点21になります。勝ち点で青山学院に並びますが直接対決で勝利しているので4位になると予想しています。

5位は青山学院。立教大学に勝ち点6で勝利して勝ち点21になり、筑波大学を上回ると予想します。

筑波大学が選手権に進むためには、以下の条件が必要になります。
①帝京大学に勝利する。そうすれば、勝ち点24か25になり、4位での選手権進出になります。
②帝京大学に7点差以内の敗北で勝ち点2を獲得し、青山学院が立教大学に勝ち点5で勝利するする。
➂青山学院が立教大学に敗北する。
②と➂は青山学院次第になるので、筑波大学としては帝京大学に一か八かの作戦で勝利する戦略を取るしかしかありません。そういう意味では死に物狂いで勝ちに来る帝京大学と筑波大学の試合は観ていて面白いと思います。


2.関東大学リーグ戦


こちらは1位から5位までが激戦。どの大学が選手権に出場してもおかしくありません。今までのような東海大学1強ではなく群雄割拠の状況です。

こちらが現在の勝ち点と今後の勝ち点と順位の予測になります。リーグ戦の大学選手権出場校数は3校になります。


リーグ戦の1位は大東文化大学を予想します。最終戦は法政大学戦ですが、こちらで勝ち点5を獲得して最終の勝ち点を32に伸ばして1位になると予想しています。

2位は東洋大学。最終戦は日本大学戦。こちらを勝ち点6で勝利して勝ち点30として2位になると予想します。

3位は東海大学を予想します。最終戦は流通経済大学。どちらか勝利した方が選手権出場になるので激戦になると思います。実力拮抗していますが、東海大学勝利を予想しています。

リーグ戦は11月24日に残りの4試合が行われます。どこが勝利してもおかしくないので、目が離せない試合になると思います。


3.関西大学Aリーグ


関西は昨シーズンまでは京都産業大学と天理大学の2強でしたが、今年はこちらのリーグも波乱含みです。
11月17日の試合で京都産業大学が関西学院大学に敗れ、天理大学が近畿大学に敗れました。
これで、以下のような勝ち点の状況と最終戦になっています。

京都産業大学    勝ち点25 最終戦は天理大学
天理大学          勝ち点25 最終戦は京都産業大学
関西学院大学    勝ち点23 最終戦は近畿大学
近畿大学          勝ち点20 最終戦は関西学院大学

まず、京都産業大学と天理大学の試合は京都産業大学が勝利すると予想します。これにより、京都産業大学が勝ち点4を獲得して29に、天理大学は勝ち点25のまま。
続いて、関西学院と近畿大学の試合は関西学院大学が勝利すると予想します。その結果、関西学院は勝ち点27、近畿大学は20のままになります。

その結果、1位は京都産業大学で勝ち点29、2位は関西学院大学で勝ち点27、3位は天理大学で勝ち点25。この3校が大学選手権に出場すると予想しています。


4、大学選手権の対戦表(予想)


こちら、日本ラグビー協会さんのトーナメント表に上記の予想大学を上書きしてみました。

出所:日本ラグビー協会を一部改訂

既にIPU環太平洋大学が八戸学院大学に勝利しています。
仮に私の予想が正しいとすると、左側の山と右側の山でかなりばらつきがありますね。右側の山に強豪校がひしめいている感じです。

早稲田大学は天理大学戦が山場で、そこを抜ければ決勝まで行きそうです。

一方の明治は勝ち抜くのが大変です。順調に勝ち進むとして、初戦で東海大学、2戦目に京都産業大学、3戦目に帝京大学になります。えらく険しい道になりますね。

帝京大学は東洋大学と慶応大学の勝者と勝てば、次は明治、東海、京都産業の勝者と戦うので、山場は1月2日の準決勝になるかと思います。

この表を見て、対抗戦1位、2位、3位では対戦の厳しさが全然違います。
でも、私は対抗戦3位でこの険しい道を進んでいく方が、明治大学にとっては選手権優勝に近づくのではないかと思っています。

今のチームは試合を重ねるごとに進化していくと思います。帝京、早稲田と激戦を超え、さらに東海、京都産業、帝京、早稲田と勝っていくなんてなんともロマンチックですね。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。









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