東日本大学セブンズ観戦記

4月14日(日)に熊谷文化公園ラグビー場で開催された第25回東日本大学セブンズの大会を観戦した。

熊谷ラグビー場へは電車で向かう。東京から1時間半ぐらいだろうか、熊谷に到着。


第25回東日本大学セブンズ 熊谷ラグビー


熊谷駅からはバスがあるが、いい天気だったので歩いてみる。ラグビーロードという道だが、あまりお店はない感じ。途中、にぎわっている農産物の直売所があった。安くて新鮮な野菜が売っているのだろう。

あまりに暑いのと試合が始まってしまいそうなので、途中でバスに乗り込む。そして、熊谷ラグビー場に到着。飲み物とか軽食は後で買えばいいと思って、とりあえず10時から開始される筑波大学の試合を見るために急いで入場する。


第25回東日本大学セブンズの応援に熊谷ラグビー場に来ました。


なんとか試合に間に合い、第1戦の筑波大学対法政大学の試合。筑波大学のメンバーには飯岡選手や浅見選手、高校日本代表でも大活躍した井上達木選手が出場していた。

豪華メンバーなので、リーグワンのスカウトの方も何人か視察に来られていた。

第1試合の結果は59-0で圧勝。

Aグランドでの第2試合が明治大学対東洋大学の試合。

明治大学のメンバーが事前発表されたものと変更があった。安田選手、東選手の2人が欠場になった。安田選手と東選手という2枚看板が出場しないのは非常に残念。

選手学年出身高校
大和 哲将1年佐賀工業
山村 和也3年報徳学園
金 昴平4年大阪朝鮮
仲間 航太3年常翔学園
瓜生 丈道2年小倉
蓬田 雄3年流通経済大柏
吉田 輝雅4年東海大相模
坂本 公平4年東福岡
長谷川 諒1年報徳学園高校
為房 幸之介1年常翔学園
山川 遥之3年尾道
阿部 煌生1年流通経済柏

試合は41-19で勝利した。大和選手、仲間選手が良かったが、やはり、山村選手は別格だった。スピード、ステップ共に群を抜いていた。

第1試合は、東京学芸大学、東海大学、早稲田大学、北海道大学、流通経済大学、帝京大学が勝利した。勝利したチームはCHAMPIONSHIPのトーナメントに、負けたチームはCONSOLATIONのトーナメントに出場する。

東日本大学セブンズの大会で明治大学ラグビー部が東洋大学に勝利しました。


CHAMPIONSHIPでは準々決勝が行われた。筑波大学が東京学芸大学に、早稲田大学が北海道大学に勝利した。

明治大学は東海大学との一戦。東海大学はコンラッド・セブンスター選手が圧巻のキャリーを見せ、中川選手の活躍もあったが、明治大学が36-19で勝利した。

東日本大学セブンズの大会で、明治大学が倒東海大学に勝利しました。


準々決勝最大の見せ場は流通経済大学対帝京大学。流通経済大学の大応援団が「チーム中川」「わっしょい」と応援をしていた。その応援を背に流通経済大学は奮闘したが、惜しくも26-33で敗戦。

CONSOLATIONは法政大学、東洋大学、大東文化大学、日本大学が勝利した。 

セブンズの大会は複数の大学が一堂に会する試合。自ずと様々な大学の応援が行われる。大学選手の応援団は、流通経済大学、東洋大学、筑波大学が凄かった。筑波もすごい盛り上がっていたし、東洋大学もウースト・ハイゼン選手も応援に来ていた。

明治大学の選手も準決勝の筑波大学戦前に到着していたが、静かに見守る感じだった。筑波や流経、東洋ののような一体感があってもいいかなと思ったりもした。

一般客は明治、日大、東海のファンが多いイメージだった。大東文化大学のTシャツを着た方もいた。

この日は熊谷は快晴。とにかく暑かった。メインスタンドの前列からどんどん日が差してくるので、観客が上へ上へと退避していく。

あと、熊谷ラグビー場の周辺にはコンビニがない。最も近いのはローソンだが、歩いて片道10分弱かかる。もう少し近くにあるといいかも。

お昼はフードチケット付きのチケットを買ったので、キッチンカーで、肉巻きおにぎりと満願堂さんの熊谷ホルどん(ホルモンとうどん)を食べた。

ホルどん、おいしかった。真ん中にあるスパイスが辛めで味にインパクトを与えていてGood。ホルモンもおいしかった。また、熊谷ラグビー場に行ったら、リピートしたい。


東日本大学セブンズの大会で食べたホルどんがおいしかった


満願堂さんの食べログページへ


さて、準決勝。明治大学は筑波大学と戦る。筑波大学はタレント揃いでトライを重ね、前半を7-21で折り返す。昨年優勝している筑波大学がそのまま逃げ切ると思われた後半、明治大学は怒涛の追い上げを見せ、最後に逆転。24-21で勝利する。

山村選手の右サイドを駆け抜ける姿、すごかった。今期の活躍に期待だ。

東日本大学セブンズの大会で明治大学が筑波大学に勝利しました


第2戦は早稲田大学対帝京大学。28-14で帝京大学が勝利。セバスティーン・ワットニ選手が凄かった。帝京大学のメンバーを見ると、昨年のAチーム、Jr戦で活躍した選手はあまりいない。そのようなメンバー構成でも勝ち上がってくる帝京大学の層の厚さには感嘆する。

CHANMPIONSHIPの決勝は明治大学対帝京大学、CONSOLATIONは東洋大学、日本大学が勝利して2チームの対戦となった。

私は夜予定があったので、ここでラグビー場を離れた。


決勝は日本大学が33-21で東洋大学をやぶり、帝京大学が33-28で明治大学をやぶり、それぞれ優勝した。帝京大学はロスタイムで逆転したようだ。

明治大学の奪還は残念ながら持ち越しとなった。

しかし、帝京大学は今年も強い。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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