リーグワン観戦記 リコーブラックラムズ東京 VS 横浜キャノンイーグルス

4月6日(土)駒沢オリンピック公園総合運動陸上競技場にて、リコーブラックラムズ東京と横浜キャノンイーグルスの一戦が行われるため、中学でラグビー部に入っている息子と2人で観戦に行ってきた。

駒沢公園に観戦するときのランチは、鯉寿司でランチを食べる。

鯉寿司 駒沢大学店(食べログ)

土日もランチをやっていて、握りの並が800円、上が1,000円。いつも、ここで上の握りを食べる。ネタはマグロ、サーモン、はまち、とびこ、エビなど。リーズナブルでとてもおすすめ。

駒沢でラグビー観戦をする際は是非、こちらで。

競技場の外は各種イベントが行われていた。ふわふらドームがあったり、ラグビー体験ができたり、多くのフードトラックが出店していた。お祭り感満載で気分が高揚する。

リーグワン第12節、リコーブラックラムズ東京と横浜キャノンイーグルスの一戦が駒沢オリンピック公園総合運動陸上競技場で行われました。

競技場に入ってしばらくすると、両チームの練習が始まる。リコーブラックラムズの練習のメンバーを見てみると、今年の3月に明治大学を卒業した伊藤耕太郎選手を発見。リザーブメンバーのSOのポジションで練習を行っていた。

リコーブラックラムズ東京の練習に、明治大学ラグビー部を卒業した伊藤耕太郎選手が参加していました。


リコーのスタンドオフは今までアイザックルーカス選手が務めていたが、ここ数試合は中楠選手、そして今日の試合は堀米選手が務めている。なかなか、うまくフィットしていないというのが現状なので、次節の埼玉ワイルドナイツ戦では、伊藤選手のリーグワンデビューが実現するかもしれない。楽しみでしかない。

13時にキックオフ。前半7分ラインアウト後のモールからキャノンイーグルスの中村駿太選手がトライ。田村優選手のゴールも決まって0-7。

その後、ブラックラムズも攻め込むがボールアンブレアブル(ボールが動かない)ということで、イーグルスのスクラムになったり、ラインアウトでマイボールを取れない状況があったり決定機を逃す。

前半39分、またラインアウトモールからイーグルス嶋田選手のトライ。前半は0-12で折り返す。

後半からハリソンフォックス選手に変わって山本嶺二郎選手、アマトファカタバ選手に変わって木原選手が登場。山本選手、体を張ったプレーが光っていた。

後半9分、ギャップをついてイーグルスのファンダイク選手がゴール真ん中にトライ。ゴールも決まって0-19。後半18分にはハイパントから梶村選手がトライ、0-24。

後半22分、ようやく南選手がラック横に飛び込んでトライ。南選手、後半10分からの登場だったが、強気の攻めとテンポの速い球出しで光っていた。マッガーン選手のゴールも決まって7-24、ここから追い上げかと思われたが、後半32分にイーグルスのタヤカワ選手のトライ、田村選手のゴールも決まって7-31。

こちらは田村選手のゴールキックの瞬間。田村選手、SOとしてこの試合でも多彩な攻めをリードしていた。素晴らしい!!

横浜キャノンイーグルス田村優選手のゴールキックの瞬間です。

終了間際の後半36分に再び南選手がトライをするが、ゴール決まらず。最後はイーグルスの田村選手が外に出してノーサイド。12-31での敗戦となった。

リーグワン第12節のリコーブラックラムズ東京と横浜キャノンイーグルスの対戦は横浜キャノンイーグルスの勝利になりました。


イーグルスが田村選手を中心に多彩な攻めを繰り出し決定機をトライに結び付けているのに対して、ブラックラムズは最後の詰めが甘かったり、単調な攻めでイーグルスの守備を切り裂けなかったという点で大きな差があった試合となった。

これでイーグルスはプレーオフ進出に一歩前進した。この後、デクラーク選手やクリエル選手も戻ってくると思われるので、プレーオフ進出が現実的なものになっていくだろう。

一方のブラックラムズ、次は埼玉ワイルドナイツ、花園近鉄ライナーズ、三菱重工ダイナボアーズ、トヨタヴェルブリッツと続いていく。現状では10位で入れ替え戦は免れない状況にある。この後は来期も見据え、伊藤耕太郎選手に起爆剤となってチームの変革を進めて欲しいと思う。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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