ラグビー早明戦 メンバー発表
12月1日(日)に行われる大学ラグビー早明戦のメンバーが発表になりました。
今回で早明戦は100回目、私が大学生の頃はサークルやゼミの皆と観戦して、そのまま歩いて新宿コマ劇場で盛り上がるという感じでした。
そんなことも歴史の1コマになる早明戦、出場メンバーが発表になりましたので、メンバー紹介と試合の見どころを記事にしたいと思います。
1.明治大学のメンバー
こちらが明治大学のメンバーです。
前戦の帝京大学戦とメンバーが何人か入れ替わっています。FWの先発8人は帝京戦と同じメンバー。帝京大学戦でもスクラム、ラインアウトとセットプレーは安定していたので、このメンバーが出場できて安心ですね。
田島選手のラインアウト、福田選手の魂のタックル、木戸キャプテンの献身的プレーに特に期待です。
ハーフ団が柴田選手と萩井選手に変わりました。早稲田大学はスタンドオフに服部選手が居るので、エリアマネジメントが重要になります。
先週行われた帝京大学とのジュニア戦での萩井選手は空いたスペースへの的確なキックを決めて、FWを前進させていました。
そのプレーが評価された形かと思います。前半は萩井選手で服部選手に対抗してエリアを確保し、後半は龍之介選手で切り裂くという戦略かと思います。いい戦略ですね。
CTBは平選手と秋濱選手。WTBは先発が白井選手と安田選手になり、リザーブに海老澤選手になりました。安田選手は先週のジュニア戦での大活躍を受けての抜擢だと思います。
気迫あふれるランで金 昴平選手との連携プレーに期待したいと思います。
リザーブのフォワードは金選手、伊藤選手、山口選手の1列と物部選手、藤井選手になります。先週のジュニア帝京戦ではスクラムが安定していました。金選手、伊藤選手、山口選手のスクラムに期待です。そして、藤井選手。ジュニア戦での大活躍で抜擢になります。後半疲れた所に突破力のある藤井選手が入ることは相手にとって大きな脅威になると思います。
リザーブのバックスは登根選手、伊藤龍之介選手、海老澤選手になります。おそらく、交代は柴田選手、萩井選手、安田選手になると思います。
後半で一気に流れを変えられる3人だと思いますので、期待したいです。
2.早稲田大学のメンバー
こちらが早稲田大学のメンバーです。
早稲田大学は善戦の慶應大学戦からメンバー変更なしです。ここにきて、メンバーも固定でき充実ぶりが半端ありません。
フォワードも佐藤選手を中心に特にフロントローが強いですね。
バックローはサイズは大きくないものの運動量と気迫で帝京大学を圧倒しました。明治大学戦でも気迫を前面に出してくると思います。
バックス陣もすごいですね。スタンドオフの服部選手、CTBの野中選手と福島選手、WTBの池本選手と田中選手、そしてフルバックには日本代表の矢崎選手がいます。
さらに、リザーブには宮尾選手が控えています。
恐ろしいメンバーです。
3.明治と早稲田の比較
それでは、明治と早稲田のメンバーの比較をしてみたいと思います。
3-1.FWの体重差
こちらの表のとおり、明治の方が重いです。フォワード8人では18kg明治の方が重くなっています。
一方、前3人で見ると早稲田大学の方が重くなっています。前5人でみればほぼ互角です。
3-2.身長差
ラインアウトで重要となる身長差です。明治は田島選手が居る分有利になりますが、筑波大学戦では田島選手が交代した後のラインアウトが不安定になりました。今回は亀井選手がリザーブに居ないので、その点は心配なところです。
3-3.出場学年
出場学年で比べてみました。ほぼ変わらないですが、明治は4年生が多いですね。
4.試合のポイント
4-1.スクラム
まずはスクラムです。明治としては帝京戦と同様、押されないこと、スクラムでペナルティを取られないことが重要だと思います。
早稲田は帝京戦ではスクラムで優位に立っていました。8人が固まって押すスクラムは脅威です。明治としては早稲田に押させない、ペナルティを取らせない、これが重要になります。
4-2.エリアマネジメント
早稲田は服部選手のロングキックでエリアを取ってくると思います。明治としては可能な限り前半に風上を取って、エリアマネジメントで負けないことが重要だと思います。
萩井選手をスタメンで起用したのは、萩井選手が空いたスペースに蹴りこんでエリアを奪取することを期待してだと思います。
一方、中途半端なキックを蹴ると、矢崎選手というスーパースターが居ますので、明治は一気にピンチになると思います。
その面で、萩井選手がどれだけ視野を広くしてエリア獲得ができるかが大きなポイントになると思います。
4-3.前半の入り
帝京戦では明治は前半のスタートが悪く、相手をリズムに乗せてしまいました。一方、早稲田も昨年の早明戦では明治に前半圧倒されました。
試合の流れを決めるのはキックオフ10分だと思います。ここで、少なくとも相手をリズムに乗せないマネジメントが必要になると思います。
4-4.気迫とタックル
結局のところ、どれだけ勝ちたいかということが重要になってきます。気迫が空回りすることはありますが、気迫がなければ勝てない試合だと思います。
前戦の帝京戦で流した涙を忘れずにリベンジをして欲しいと思います。
下馬評では早稲田有利だと思います。今年の早稲田は本当に充実しています。
明治はチャレンジャーとして早稲田に挑み、良い試合にして欲しいと思います。
私も国立で観戦します。
明治、前へ!
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