ラグビー高校日本代表候補の進学先
高校日本代表のイタリア遠征も無事に終わった。
最終戦で見事に勝利し、Beat Italyを達成。将来の日本ラグビーの展望も明るい。
今回は高校日本代表候補の高校生の進路を見てみたいと思う。
下記が高校日本代表候補とその進路先の一覧である。
まずはFW1列目。井吹選手は慶応、前田選手は早稲田と桐蔭高校の優勝コンビは対抗戦伝統校へ進学。茨木選手は筑波、野村選手は明治にそれぞれ進学する。
LOは雨宮選手、倉掛選手、古賀選手と代表候補5人中3人が明治大学に進学する。明和県央高校の桑山選手は帝京に、花園で大活躍した桐蔭高校の中森選手は筑波大学にそれぞれ進学する。
FLは東福岡の高比良選手が明治、坪根選手が帝京、松崎選手が青山学院に進学する。松崎選手が対抗戦でどんな活躍をするのか期待である。また、福田選手は帝京に。明治に来てほしかったなあ。これから明治は福田選出に悩まされそう。
高校ジャパンキャプテンの城選手は早稲田に進学する。
続いてバックス。SHの井上選手は筑波に。1年生から大活躍しそうな予感がする。
SOは服部選手が早稲田。早稲田はいいSOを獲ったと思う。イタリア戦でも先発した萩井選手は明治へ。明治の層の厚いSOでレギュラーを掴めるか、期待したい。
CTBは阿部選手、白井選手、大和選手と高校ジャパンの3人が明治へ。佐藤選手は帝京へ進学する。先輩の五島選手のような突破力のある選手になるか期待が大きい。
WTB・FBは宮里選手が京都産業大学へ。小野澤選手は慶応大学へ進学する。両選手の活躍に期待したい。
以上、個別のポジション別にみてきたが、次に大学別にまとめてみたい。
大学別に見てみると、明治大学が最大の10名、続いて帝京大学9名、早稲田大学4名、筑波大学4名となる。リーグ別に見ると、関東対抗戦が32名(73%)、関西リーグが7名(16%)、関東リーグ戦2名(5%)になっている。
ここから、コロナの影響が薄れたこともあり関西リーグの人気が下がってきていることとリーグ戦に進学する高校生が少ないことが分かる。
明治大学ファンとしては有望な選手が明治大学に集まるのはうれしいことだが、その一方で試合に出れない選手も多くなるので、もう少し分散して、全体的なレベルの底上げができるといいのではないかと思う。
いずれにせよ、若い選手たちの活躍を期待せずにはいられない。是非、頑張って欲しい。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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