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ラグビーリーグワン 入替戦の結果

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 今回はリーグワン入替戦の結果を記事にしたいと思う。 リーグワン入替戦第2戦の展望の記事へ 1.花園近鉄ライナーズ VS 浦安D-Rocks 第1戦では浦安D-rocksが21‐12で勝利し、第2戦は何の根拠もないがD-Rocksが勝利すると予想した。 その結果はD-Rocksが35‐30で勝利し、D1昇格を決めた。 この試合、第1戦同様、両選手の小競り合いが多く、ライナーズの13番のトム・ヘンドリクソン選手が飯沼選手に第1戦やられた両手手を合わせてありがとうと挑発するポーズをやり返していた。飯沼選手も悪かったが、第2戦のしかも開始早々にお返しをする必要があったのだろうか。クーパー選手もボールをはたいたりしていた。 一方、D-Rocks側も挑発行為が多かった。特にHOのフランコ・マレー選手が度々、突っかかていた。闘志をむき出しにするのはいいが、相手に突っかかるのは違うのではないかと思う。 試合自体は緊迫したいい試合だったので、この小競り合いはよろしくない。古瀬レフリーも試合中に、「これはラグビーではない、私に言えるのは笛が鳴ったら離れること」と言っていた。まさにその通り。紳士のスポーツとして自制をして欲しい。 試合後、D-Rocksは18人にも及ぶ退団者を発表した。あの突っかかっていたHOのマレー選手も退団するらしい。退団するのが分かっていて、あの闘志は逆にすごいなと思った。 D-Rocksは来期に向けて、大幅な戦力補強をしてくるだろう。どのような体制で来期のD1を戦うのか、今後の動向を注視したい。 2.三重ホンダヒート VS 豊田自動織機シャトルズ愛知 第1戦はヒートが57‐39で勝利した。第2戦は、シャトルズがヒートを24‐15で破った。 シャトルズが勝利するとは正直思っていなかった。第1戦で勝ち点5を取られたので、D1昇格が厳しい状況。ややもするとモチベーションがあがらずに大敗するところだが、見事に勝利した。 逆にヒートは何とか残留を決めたという状況。シャトルズの奮闘を称えるべきであるが、ヒートの最終戦には課題が残る。来期はD-Rocks同様、大型補強が噂されており、来期の戦いに期待したい。 3.リコーブラックラムズ東京 VS NECグリーンロケッツ東葛 第1戦はブラックラムズが40‐21で勝利し、勝ち点5を獲得した。第2戦はなんと、55‐0でブラックラムズが

ラグビーリーグワン決勝戦の観戦記

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 5月26日(日)、国立競技場で行われた日本ラグビーリーグワン決勝戦、埼玉パナソニックワイルドナイツと東芝ブレイブルーパス東京の一戦を観戦した。 今回はこちらの試合の観戦記を記載したい。 1.試合前の状況 国立競技場でラグビーを観戦するのは、今年の1月に行われた大学選手権決勝の明治対帝京戦以来。 あの時は雷がなり中断になり、中断後も雪が降るコンディションだった。そのシーンは幻想的で今でも頭の中に焼き付いている。 今回の試合の天候は晴れ。湿度も低くすごしやすい。まさにラグビー日和だった。 人がとにかく多く、出店にはものすごい行列。生ビール900円も飛ぶように売れていた。今回の試合は息子の中学ラグビーの付き添いで来ているので、健全にお茶で観戦した。 リーグワンの他のチームもブースを出していた。スピアーズの木田選手が居た。また、歩いている時にヒートの北條選手ともすれ違った。 会場内に入ってみると、ワイルドナイツ押しの青とブレイブルーパス押しの赤でわかれており、7割ぐらいは青を来ている感じ。今回の席はワイルドナイツ側のゴール裏だった。 練習が始まる。堀江選手が出てくると、「ほりえー」という大きな声援が上がっていた。個人的には山沢京平選手を応援していた(残念ながら出場なし)。 2.試合開始 15:00過ぎに選手入場。ゴール裏には火が出る機会があって、ボア!とものすごい火柱があがった。ゴール裏2階でも思わず、「熱っ」って言うぐらいだったので、1階の人はもっとすごかっただろう。 試合がスタートすると、ワイルドナイツが押し込む。ワイルドナイツの攻撃には厚みがある。そして、前半3分に小山選手が持ち込みトライ。「流石、ワイルドナイツ。強い」と思っていたら、まさかのTMO。会場全体で、スクリーンを凝視。ワイルドナイツファンからはトライ、という大きな声援が上がっていたが、ラインを超えていないという判定で、ノートライ。微妙な判定だった。 その後、ワイルドナイツがペナルティキックを決めて6点をリードする。このままワイルドナイツが優勢かと思ったが、その後、ブレイブルーパスに流れがくる。 そして、前半28分、ジョネ・ナイカブラ選手がトライを決める。このトライシーンがスクリーンに映し出された時にゴールラインを超えていないように見えたことから、会場内が騒然とする。しかし、こちらはTMOにかけられずに、

リーグワン プレーオフの状況

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2024年5月18日(土)、19日(日)にラグビーリーグワンのプレーオフが行われた。 そして、5月25日(土)、26日(日)には3位決定戦と決勝戦が行われる。 今回は準決勝の振り返りと3位決定戦と決勝戦について記載していく。 1.【準決勝の振り返り】埼玉ワイルドナイツ VS 横浜キャノンイーグルス この試合は20‐17で埼玉ワイルドナイツが勝利した。イーグルスは大善戦。田村選手のパスがスローフォワードと判定されるなど不運もあったが、それもひっくるめてラグビーということであろう。 非常に良い試合で、本当に感動した。最後にこんなに良い試合を見せてくれた両チームに感謝した。 2.【準決勝の振り返り】東芝ブレイブルーパス VS 東京サントリーサンゴリアス こちらの試合は28‐20でブレイブルーパスの勝利。サンゴリアスはSHのリザーブを置かずにFWを6人おく戦略に出て、FW戦勝負にでたが、厚いブレイブルーパスの壁を破ることができなかった。 こちらは得点差以上に力の差を感じた試合だった。 3.【3位決定戦の展望】 横浜キャノンイーグルス VS 東京サントリーサンゴリアス こちらの試合は2024年5月25日(土)に開催される。イーグルスは前節で善戦したメンバーを揃えているが、残念ながら梶村キャプテンが欠場になった。ハラシリ選手は大丈夫のようだ。 ハラシリ選手、マフィ選手の突破は強力だ。 一方のサンゴリアス。前節同様、SHのリザーブを置かずにFW6人リザーブ体制。ブラックラムズも同じ戦略を取るのだが、これは果たして有効に機能しているのだろうか? ブレイブルーパス線では前半からかなり飛ばしていたので、BK陣は後半きつそうだった。 果たして、この試合でどう出るのか、楽しみである。 こちらの試合だが、前の試合ですっかりイーグルスのラグビーに魅了されてしまったので、イーグルスに是非3位になって欲しいと思う。 4.【決勝戦の展望】 埼玉ワイルドナイツ VS 東芝ブレイブルーパス そして、2024年5月26日(日)には国立競技場で決勝戦が行われる。両チームともほぼベストメンバー。ワイルドナイツは長田選手がスタメンに出れないほど選手層が厚い。個人的には山沢京平選手に頑張ってもらいたい。 一方のブレイブルーパス、ジョネ・ナイカブラ選手と桑山選手の両WTBの突破が脅威だ。シャノン・フリゼル選手、リー

リーグワン 入替戦2戦目の展望

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 5月24日(金)、25日(土)でリーグワンの入替戦が行われる。 いよいよこの一戦で来期D1で戦うチームが決まる。今回は入替戦の各試合についてみていきたい。 入替戦1戦目のブログへ リーグワン入替戦1戦目の展望ページへ 1.花園近鉄ライナーズ VS 浦安D-Rocks 第1戦では浦安D-rocksが21‐12で勝利した。 2戦目は花園ラグビー場で24日(金)のナイターで行われる。ナイターのラグビー観戦、いいんだよなー。この時期は非常に過ごしやすいし、雰囲気がなんとも言えずいい感じ。ビール片手に応援するライナーズファンが多く花園ラグビー場に行くだろう。東京だったら、行ったのに・・・。 ライナーズはこの試合にウィル ・ゲニア選手が5試合ぶりに復帰する。クウェイド ・クーパー選手とのハーフバックコンビは強力だ。他のメンバーを見ても、ライナーズはほぼベストメンバーで戦う。 一方のD-Rocksはイズラエル ・フォラウ選手が間に合わず。第1戦と全く同じメンバーとなった。こちらもハーフバック陣が強み。SHの飯沼選手、SOの田村選手がどうゲームをコントロールしていくかが楽しみである。 この一戦はライナーズ優勢だと思われる。実力もライナーズの方が上だと思うが、明治大学出身の2人がハーフバックを務めるD-Rocksを個人的には応援したい。 ということで、根拠0だが、D-Rocks勝利を予想する。 2.三重ホンダヒート VS 豊田自動織機シャトルズ愛知 第1戦はヒートが57‐39で勝利した。思いのほか接戦となり打ち合いとなった第1戦だった。 ヒートは第1戦で勝ち点5を獲得したので、D1残留に向けて有利な状況になっている。ヒートのスタメンを見ると盤石。第1戦で大活躍したパブロ・マテーラ選手がNo8に入り、強力な推進力を発揮するだろう。SHにはアーリーエントリーの北條選手が定着。FBにはトム・バンクス選手が入り、強力なランを発揮するだろう。 シャトルズはSOのバーンズ選手がどうゲームをコントロールしていくか。天理大学出身の松岡選手の雄たけびが出るかも楽しみ。 この試合はヒートがシャトルズに勝利してD1残留を決めると予想する。 3.リコーブラックラムズ東京 VS NECグリーンロケッツ東葛 第1戦はブラックラムズが40‐21で勝利し、勝ち点5を獲得した。 第2戦はブラックラムズのホームで行わ

リーグワン 入替戦 ブラックラムズ勝利!!

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 5月18日(土)にリーグワンD1とD2の入替戦が行われた。 リコーブラックラムズ東京はグリーンロケッツ東葛に40‐21で勝利した。 今回はブラックラムズの試合を中心に入替戦を振り返ってみたい。 1.NECグリーンロケッツ東葛 VS リコーブラックラムズ東京 ブラックラムズはフルバックにアイザック・ルーカス選手を入れるなど盤石の体制。前半なかなか得点をあげられなかったが、前半19分にキャプテン武井日向選手がトライを奪う。しかし、このトライで武井キャプテンが怪我をして退場してしまう。武井選手は本当に怪我に泣かされる。怪我さえなければ日本代表も狙える逸材。入替戦2戦目も欠場するだろうが、早く治して帰ってきて欲しい。 武井キャプテンの闘志に押されるよう、その後ブラックラムズが攻勢をかける。バディー・ライアン選手のトライ、池田選手、アイザック・ルーカス選手のトライと続いていく。 武井選手に変わってキャプテンを務めた松橋選手も鼻を負傷しながらも懸命なプレーが続いた。 また、この日、フルバックに入ったアイザックルーカス選手が爆発。コース取りのうまさでグリーンロケッツを切り裂きゲインをしていく。本当にすごい選手。D1のレギュラーシーズンでは、他のチームはアイザックルーカス選手にスペースを与えないようなディフェンスをしていたので、なかなか自由に走れなかった。来期も是非、ブラックラムズに残留して欲しい。 しかし、このままの展開にならないのが、今期のブラックラムズ。前半終了間際にトライを奪われると、後半にも2トライを奪われる。対戦相手も必死なので仕方ない部分もあるが、試合中にスキを見せて相手に付け込まれてしまういつものパターンだ。来期はこの悪い癖を直さないと上位に進出することは難しいだろう。 結果としては勝ち点5を獲得して次戦に臨む。残留に向けて大きく前進したが油断は禁物。第2戦では悪い癖を直して、80分フルにブラックラムズのパワーを見せつけて欲しい。 伊藤耕太郎選手、山本嶺二郎選手、次回の試合に出場しないかな・・・。 2.浦安D-Rocks VS 近鉄花園ライナーズ この試合はD-Rocksが21‐12で勝利する。 この試合は小競り合いが多い試合だった。ライナーズが球出しを遅らせる行為をしたのもありが、D-Rocksが所々で感情をむき出しにしていた。観ていてあまり気持ちのいいものでは

リーグワン プレーオフの展望

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いよいよ、リーグワンもシーズン佳境。残すはプレーオフと入替戦のみになった。 今回はプレーオフの展望を記載する。 リーグワン 入替戦の展望はこちら 1.埼玉ワイルドナイツ VS 横浜キャノンイーグルス リーグ戦全勝のワイルドナイツとリーグ戦4位のイーグルスの一戦。 ワイルドナイツはベストメンバー。死角なし。長田選手や山沢京平選手がリザーブに控える充実ぶり。CTBもデアレンデ選手、ライリー選手のコンビで強力。 イーグルスも田村選手、梶村選手が戻ってきた。デクラーク選手はプレーオフ出場が出来なかったのが残念。イーグルスはFW戦で互角に戦えるかがまずは大事。そのうえで、田村選手のゲームコントロールに期待というところだろう。 いずれにせよ、ワイルドナイツ優勢は揺るがないので、イーグルスは前半から飛ばして、ゲームコントロールが出来るかが鍵になる。 勝敗は、埼玉ワイルドナイツの勝利を予想している。 2.東芝ブレイブルーパス東京 VS 東京サントリーサンゴリアス ブレイブルーパスはディアンズ選手、フリゼル選手、リーチマイケル選手、モウンガ選手と隙がない。森選手はリザーブからの出場となる。 一方のサンゴリアス、SHは齋藤選手のみ。流選手はリザーブにも入っておらず、大越選手もいない。齋藤選手がフル出場するのだろう。頑張れ、斎藤 直人選手!! 第16節のスピアーズ戦では後半押し込まれたのでFW選手のリザーブを6人に増やしていると思う。桶谷選手もリザーブ入り。 サンゴリアスには明るい点もあり、コルビ選手、松島選手が復帰した。この2人はゲームチェンジャーになる選手なので、劣勢を打開する場面を期待したい。 学習院大学卒業の江見選手にも期待したい。 ブレイブルーパスは盤石な体制で有利だと思うが、サンゴリアスはブレイブルーパスに今期2敗しているので、是非、一矢報いて欲しい。 期待も込めて、この試合はサンゴリアスの勝利を予想している。 今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。  ↓ クリックをお願いします ↓ にほんブログ村    ラグビーランキング

リーグワン 入替戦の展望(D1/D2)

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今日は5月18日から始まる、リーグワンD1とD2の入替戦の展望を記載する。 入替戦はホーム&アウェイの2戦行わる。 1.近鉄花園ライナーズ(D1 12位) vs 浦安D-Rocks(D2 1位) ライナーズは入替戦に向けて調子を上げている。14節はブラックラムズに34‐23で勝利し、今期初勝利を挙げたのを皮切りに、15節では優勝したワイルドナイツに24‐33で惜敗。更に最終節の16節は36‐46でダイナボアーズに10点差という僅差で敗北した。 ライナーズの注目はLOのサナイラ・ワクァ選手、SOのクウェイド・クーパー選手、FBに入ったセミシ・マシレワ選手。特にクーパー選手はスキルフルな選手なので、彼がどのようなプレーを見せるか、逆にD-Rocksはどのように彼を封じ込めるかが勝負になるだろう。 一方のD-Rocks。最終節のグリーンロケッツ東葛を圧倒して調子を上げて、入替戦に臨む。昨年も同じ対決でライナーズに完敗しているため、今期は何としても勝って、D1に昇格したいところだろう。 グリーンロケッツとの順位決定戦で、イズラエル・フォラウ選手が怪我で欠場して、入替戦はメンバー外。D-Rocksにとっては痛手だ。 D-Rocksはハーフ陣が充実している。SHの飯沼選手、SOの田村煕選手がどうゲームを支配していくか、スクラムが強いライナーズにフォワードがどこまで対抗できるかが勝負の分かれ目になりそう。 両チームとも悔いのないよう、全力プレーを期待したい。 2.三重ホンダヒート(D1 11位) vs 豊田自動織機シャトルズ(D2 2位) ヒートもライナーズ同様、入替戦に向けて調子を上げている。最終節ではスティーラーズに33‐31と惜敗し、勝ち点1をゲットした。 ヒートはNo8のパブロ・マテーラ選手が復帰したのが大きい。彼の突破は脅威である。 また、SHはアーリーエントリーの北條選手。天理大学時代から積極的な攻撃を仕掛けていたが、リーグワンでも慣れてきて、彼本来の攻撃が出てきている。この入替戦でも大活躍することだろう。 そして、なんといっても、トム・バンクス選手。彼がFBにいて、カウンターを仕掛けてくるのは相手にとっては厄介な存在になる。 一方のシャトルズは順位決定戦でグリーンロケッツに勝利して2位になった。ただ、ヒートの戦力と比べると見劣りする感は否めない。 そんな中、アーリー

リーグワン第16節の振り返り

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リーグワンも16節をもってレギュラーシーズンが終了した。残りはプレーオフと入替戦になる。それでは、今回は第16節の振り返りをしたいと思う。  三重ホンダヒート VS コベルコ神戸スティーラーズ 予想:ヒート 勝ち点0 スティーラーズ 勝ち点5 スティーラーズが33‐31でヒートに勝利。後半77分までヒートがリードしており、ヒートが大金星かと思ったが、最後はスティーラーズが地力を見せつけて勝利した。ヒートはスクラムハーフの北條選手がキレキレだった。2トライを挙げる大活躍。一方のスティーラーズはスタンドオフのブリン・ガットランド選手のスペースを見つける力がさえわたり、ブロディ・レタリック選手のジャッカルも見事だった。昨年度の早稲田主将の伊藤大祐選手もリーグワンデビュー。これからが楽しみである。 結果:ヒート 勝ち点1 スティーラーズ 勝ち点4 横浜キャノンイーグルス VS 埼玉ワイルドナイツ 予想:イーグルス 勝ち点0 ワイルドナイツ 勝ち点5 43‐14でワイルドナイツの勝利。ワイルドナイツは盤石だった。前節はライナーズに苦戦したものの、この試合はほぼベストメンバーで臨み、快勝した。ディラン・ライリー選手、竹山晃暉選手が大活躍した。一方のイーグルスは完敗。ジェシー・クリエル選手は圧巻のパフォーマンスを見せたものの、ワイルドナイツとは大きな差があると感じた。プレーオフで当たるが、イーグルスは立て直しが出来るか。田村選手、梶村選手の復活が待たれるところである。 結果:イーグルス 勝ち点0 ワイルドナイツ 勝ち点5 東京サントリーサンゴリアス VS クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 予想:サンゴリアス 勝ち点0 スピアーズ 勝ち点4 46‐25でスピアーズの勝利。スピアーズが有終の美を飾った。スピアーズのラグビーは見ていて楽しい。フォリー選手を中心に多彩な攻めを見せてくれる。為房選手のトライもよかったし、山﨑選手の2トライ、そして最後のペナルティトライも見事だった。 一方のサンゴリアスはプレーオフに向けて課題の残る試合となった。後半、スピアーズの強力FWに押し込まれる場面が多かった。巻き返しを図りたい。 結果:サンゴリアス 勝ち点0 スピアーズ 勝ち点5 花園近鉄ライナーズ VS 三菱重工相模原ダイナボアーズ 予想:ライナーズ 勝ち点4 ダイナボアーズ 勝ち点1 46‐36で

リーグワン観戦記 ブラックラムズ VS ヴェルブリッツ

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 5月5日(日)秩父宮ラグビー場で行われたリーグワン第16節のリコーブラックラムズ東京対トヨタヴェルブリッツの一戦を観戦した。 1.試合前の様子 当日は快晴。入口を入って横にはいつものブラックラムズのバルーンゲート。その先にはショップや縁日、ふわふわドームなどがあった。 この日は子供の日ということで、このような催しが行われている。 チケットは子供の日ということもあり、自由席は1,000円になっていた。この日は既に指定席は売り切れという大盛況だった。 試合前も容赦なく太陽が照り付ける。暑い、ビールがすぐになくなってしまう。 秩父宮はブラックラムズファンが7割という感じ。メエさんの応援も力がこもる。試合前に驚いたのはトランペットでの応援。ブラックラムズー♪の歌がトランペットで奏でられていた。一緒に観に行った息子も大喜びだった。 この日のメンバーには明治大学を卒業してアーリーエントリーでリーグワン初キャップとなる伊藤耕太郎選手が出場する。 昨年度の明治大学の多彩な攻撃の要となっていた選手。将来の日本代表になるべき選手だ。 今日の活躍を期待したい。 2.試合の内容 14:30キックオフ。この日は武井日向選手がメンバー外で松橋選手がキャプテン。開始早々の3分にヴェルブリッツ和田選手がトライ。この日が日本最後の試合となるボーデン・バレット選手がゴールキックを蹴るが失敗。 こちらの写真はボーデン・バレット選手が後半にゴールを決めた所。 ボーデン・バレット選手、今日も大活躍だった。試合運びが秀逸。パスをするタイミング、キックの精度、どれも超一流だった。 このまま一方的な展開になるかと思ったが、前半8分にロトアヘアアマナキ大洋選手がトライを決める。ゴールも決まって逆転。 その後はヴェルブリッツが優勢になり、茂野選手のトライとバレット選手のゴールが決まり、ヴェルブリッツが再逆転に成功する。 前半終了間際もヴェルブリッツの攻撃は続くが、2度のTMOでノートライ判定。秩父宮は大歓声だった。結局、前半は8-12で折り返す。 後半もラムズは奮闘する。ネイサンヒューズ選手のトライで逆転。だが、ラムズの奮闘はここまで。 後半7分に茂野選手に変わってアーロンスミス選手が登場したことで、ヴェルブリッツの攻撃が多彩になる。アーロン・スミス選手はとにかくすごい。早く的確な球出し、スペースを見つけ自分で仕掛

リーグワン第16節の予想

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 5月4日(土)、5日(日)にリーグワン最終節(16節)の試合が行われます。 リーグワンもいよいよ最終節、最後の予想をしたいと思います。 三重ホンダヒート VS コベルコ神戸スティーラーズ ヒートとスティーラーズの一戦。スティーラーズは昨年度の早稲田ラグビー部の主将の伊藤選手がリザーブに入って、リーグワンデビューになりそう。 アーディ・サベア選手が残念ながら出場せず、リーグワンで見ることができなくなるのが残念。 ヒートは入替戦に向けて調子を上げたいところ。アーリーエントリーのSH北條選手も強みを出してきた。マテーラ―も調子をあげている。この試合は実力差があるので難しいが、入替戦はヒート優勢になるのではないか。 予想:ヒート 勝ち点0 スティーラーズ 勝ち点5 横浜キャノンイーグルス VS 埼玉ワイルドナイツ プレーオフを決めている2チームの戦い。3位と4位が確定していないので、ワイルドナイツとプレーオフで戦うのがイーグルスかサンゴリアスかはわからない。 ただ、沢木監督のことなので、プレーオフを意識した戦いをするだろう。メンバーも田村選手が出ずに前節に引き続き武藤選手、梶村キャプテンも欠場。この試合に負けてもプレーオフで勝つことを予想してのメンバーだと思う。肉を切らせて骨を切るという感じかな。 一方のワイルドナイツは前節でライナーズに苦戦したが、今節は盤石のメンバー。FWは坂手キャプテンが復活して、ガンター選手も出場する。BKは松田選手が戻り、ライリー選手も先発。長田選手がリザーブという選手層の厚さ。いやあ、すごい。堀江選手がメンバー外なのが残念。 予想:イーグルス 勝ち点0 ワイルドナイツ 勝ち点5 東京サントリーサンゴリアス VS クボタスピアーズ船橋・東京ベイ サンゴリアスとスピアーズの一戦。サンゴリアスは松島選手、コルビ選手、流選手が欠場。プレーオフに向けてなかなかチーム力があがっていない風に見える。11番に入った早稲田OBの河瀬選手がどれだけブレイクできるか楽しみである。 スピアーズは前節で2トライを挙げた為房選手がスタメン。為房選手、大活躍である。明治ラグビーファンとしてはHOの福田選手、WTBの山崎選手がスタメンに名を連ねており、期待したいところである。廣瀬キャプテンの活躍に期待したい。 サンゴリアスは歯車が合っていない感じがしており、この試合はスピアー

リーグワン 第15節の振り返り

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4月27日(土)にリーグワン第15節が開催された。リーグワンもいよいよあと1節を残して終了となる。寂しい限りだ。 今回は第15節の試合を振り返りたいと思う。 三菱重工相模原ダイナボアーズ VS ブラックラムズ東京 予想:ダイナボアーズ 勝ち点5 ブラックラムズ 勝ち点0 入替戦回避を目指した9位と10位の戦い。前半はブラックラムズが攻勢をかける。気迫に満ちた戦いを繰り広げ、前半だけで4トライをあげ、7‐24でブラックラムズリードで折り返す。後半は一進一退の戦いとなるが、後半17分にブラックラムズがトライをあげ、7‐31と5トライをあげリードを広げる。これで、勝ち点5で最終戦で入替戦回避を目指すかと思いきや、ここからダイナボアーズが猛攻をかける。ここからはいつものブラックラムズ。相手の攻撃を抑え込むことができず、どんどんとリードが少なくなっていく。緩慢なプレーも多く、途中出場のマッガーン選手はよそ見していてパスをあやうくこぼしそうになる始末。 気迫が1試合続かず、スキを見せてずるずると相手のペースにはまっていく。悪い流れを回避する気迫あるプレーを繰り出す選手もいない。 これで、入替戦が決定となったブラックラムズ。入替戦が不安になる1勝だった。 結果:ダイナボアーズ 勝ち点1 ブラックラムズ 勝ち点4 東芝ブレイブルーパス VS 東京サントリーサンゴリアス 予想:ブレイブルーパス 勝ち点0 サンゴリアス 勝ち点4 モウンガ選手不在でサンゴリアス勝利と予想したものの、結果は36‐27でブレイブルーパスの勝利。結果だけ見ると9点差だが、実力差はかなりある印象。サンゴリアスはフェーズを重ねて攻撃を仕掛けるが、ブレイブルーパスの守備を崩せる感じが全くしなかった。ブレイブルーパスは鉄壁の守備と決定力があった。これで、モウンガ選手が戻ってきたら、更に実力差が広がりそう。 結果:ブレイブルーパス 勝ち点4 サンゴリアス 勝ち点0 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS 三重ホンダヒート 予想:スピアーズ 勝ち点5 ヒート 勝ち点0 スピアーズはフォーリー選手の試合運びが光った。ヒートは前半から攻撃を仕掛け、一時は0‐17とする。その後、スピアーズが2トライを返し、14‐17で前半を折り返す。後半はスピアーズペース。フォリー選手がキックを使い、攻撃のリズムが良くなる。後半だけで7トライを

ラグビーリーグワン 第15節の予想

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 皆さん、こんにちは。 今回は4月27日(土)に開催されるラグビーリーグワン第15節の予想をする。 しかし、もう少し日程を分散してくれないかなあ。 では、各試合の予想をしてみよう。 三菱重工相模原ダイナボアーズ VS ブラックラムズ東京 前節でブラックラムズが敗戦したため、ブラックラムズの入替戦がほぼ確定している状況。ダイナボアーズが頭ひとつ抜けている感じで、ダイナボアーズ優勢であろう。 ブラックラムズのメンバーを見ると、山本嶺二郎選手がスタメンから外れ、ワカヴァカ選手スタメン。中楠選手がSOで、マッガーン選手がリザーブスタート。ネイサンヒューズもリザーブ。このメンバーを見て、前節の検証をきちんとしたのか疑問に思った。そもそも、ゲームコントロールが出来ておらず、攻撃のバリエーションが少ない点が大きな課題だと思う。今回のメンバーを見て、その課題が解決できるのだろうか。頑張ってもらいたいが、ダイナボアーズの勝利は揺るがないと予想する。 予想:ダイナボアーズ 勝ち点5 ブラックラムズ 勝ち点0 東芝ブレイブルーパス VS 東京サントリーサンゴリアス 府中ダービーが秩父宮で開催される。味の素スタジアムで開催した方が盛り上がるのではないかと単純に思った。 この試合、両チームとも勝ちたいだろう。両チームともプレーオフを決めているが、2か3位にならないとワイルドナイツと戦うことになる。ワイルドナイツとは決勝で当たりたいだろう。 メンバーをみると、ブレイブルーパスはリーチマイケルがスタメン復帰。ディアンズもスタメンだが、リッチー・モウンガは欠場。モウンガによる試合さばきがブレイブルーパスの強みであるので、モウンガ欠場は大きなダメージになる。 一方のサンゴリアス。こちらは流選手が欠場。怪我でないといいが、心配である。コルビ選手も欠場しているが、ほぼベストなメンバー。高本選手はすっかりサンゴリアスのスタンドオフとして定着した。この試合でも輝きを放つだろう。 ブレイブルーパスはモウンガ選手の欠場が大きく、この試合はサンゴリアス勝利を予想。 予想:ブレイブルーパス 勝ち点0 サンゴリアス 勝ち点4 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS 三重ホンダヒート スピアーズは江良選手が怪我で長期離脱と先日発表があった。リーグワンでも活躍していただけに残念である。スピアーズは残り2試合、昨年のチャンピ