関東ラグビー対抗戦 早明戦の観戦記
12月1日(日)に国立競技場で、100回目の早明戦が開催されました。
こちらの観戦記を記載したいと思います。
1.出場メンバー
出場メンバーについては、前のブログに記載しましたので、詳しくはそちらをご覧ください。
今回、早稲田大学はほぼメンバーに変更がなかったことに対して、明治はFWのリザーブに藤井選手、スタンドオフに萩井選手、ウィングに安田選手をスタメンに配置し、今まで先発のスタンドオフを務めていた伊藤龍之介選手がリザーブ、海老澤選手もリザーブに入りました。
2.試合結果
試合は27‐24で早稲田大学が勝利しました。PG1本差の激戦でした。本当に素晴らしい試合でした。
11月17日に行われた帝京大学戦では悔しさだけが残りましたが、この試合では敗戦でしたがすがすがしい気持ちになりました。
両大学の選手に心からの拍手を送りました。
3.勝敗を分けた要因
私なりに勝敗を分けた要因を見ていきたいと思います。
3-1.スクラム
前半は良かったですが、後半に入ってから、スクラムで早稲田に押されるシーンが多くありました。春からの課題ですが、スクラムで対等に組めないとなかなか明治としてはモメンタムを作り出せません。
大学選手権に向けてスクラムの強化はマストです。是非、スクラムの強化を頑張ってもらいたいと思います。
3-2.エリアマネジメント
先発で入った萩井選手のエリアマネジメントはうまく行かなかっったように見えます。帝京大学Jr戦では空いたスペースにキックを蹴って、50:22やFWを前に押し出すことに成功していましたが、この試合ではそのシーンは少なかったように見えます。
後半になって、伊藤龍之介選手が入って、流れが変わったので、龍之介選手がスタメンで、後半から萩井選手のほうが良かったかもしれません。結果論かもしれませんが。
3-3.ハイパントキャッチ
早稲田は矢崎選手、服部選手がハイパントを積極的に蹴ってきていました。このハイパントで早稲田に負けるケースやノッコンになるケースがありました。
ハイパントはこれから大学選手権でも、他の大学が仕掛けてくると思いますので、対策をしっかりして欲しいと思います。
3-4、木戸主将の途中退場
実はこれが一番大きかったかもしれません。木戸主将が居れば最後の海老澤選手が外に出されたシーンも違う展開があったかもしれません。
脳震盪ということですので、東海大学戦の出場は難しいかもしれませんが、明治の精神的支柱ですので、しっかり治して復帰していただきたいと思います。
4.大学選手権に向けて
早明戦で敗れて、明治大学は対抗戦3位ということになりました。12月14日の3回戦から明治は戦うことになります。
でも、個人的には3位で良かったと思っています。
帝京大学戦でコテンパンに敗れて、下馬評でも圧倒的有利と言われた早稲田大学にここまで迫る戦いをしました。それだけ、試合を重ねるごとに強くなる可能性を秘めていると思います。
試合数は多く、三重への移動など困難な状況が続きますが、帝京大学と戦う前に東海大学、天理大学と強い大学と当たれるのはチャンスです。
この2試合で帝京戦、早稲田戦で出てきた課題を修復して、更に強くなっていくと思います。
神鳥監督も、「本番は選手権、この敗戦で大きく背長するんじゃないか」と語っています。
まさにその通りだと思います。
試合を多くできること、相手が強豪校であること、これは明治にとって成長の大きなチャンスになります。
ここを乗り越えて、是非、奪還を実現して欲しいと思います。
12月14日(土)は秩父宮に行くぞ!!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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