第61回全国大学ラグビーフットボール選手権 明治大学対東海大学

2024年12月14日(土)に秩父宮ラグビー場で、第61回全国大学ラグビーフットボール選手権3回戦、明治大学対東海大学の試合が行われました。



同日、慶応大学対東洋大学の試合も行われており、こちらは慶応大学が50-26で東洋大学に勝利しました。前半風上に立った慶応大学が収支東洋大学を圧倒し、完勝でした。


1.明治大学の出場メンバー


こちらが東海大学戦の出場メンバーです。佐藤選手、木戸選手、秋濱選手は早明戦の脳震盪の影響で欠場。4年生が4人、2年生、3年生が中心のメンバー構成になりました。

名前学年出身高校身長体重
1檜山 蒼介2年尾道176108
2西野 帆平3年東福岡176104
3倉島 昂大4年桐蔭学園174108
4田島 貫太郎4年東福岡195101
5物部 耀大朗2年中部大春日丘192118
6最上 太尊3年仙台育英183102
7福田 大晟4年中部大春日丘17395
8藤井 達哉2年東福岡17999
9柴田 竜成3年秋田工業17480
10萩井 耀司1年桐蔭学園17379
11海老澤 琥珀2年報徳学園17381
12伊藤 龍之介2年国学院栃木17077
13平 翔太3年東福岡17590
14白井 瑛人1年桐蔭学園17883
15金 昴平4年大阪朝鮮17884
16金 勇哲4年大阪朝鮮17498
17伊藤 潤乃助3年常翔学園175108
18山口 匠2年流通経済柏180120
19亀井 秋穂2年長崎北陽台19187
20大川 虎拓郎2年東福岡186104
21山村 和也3年報徳学園18281
22蓬田 雄3年流通経済柏17390
23竹之下 仁吾2年報徳学園18086



2.試合結果と観戦の感想


試合は50-17で明治大学が勝利しました。前半、東洋大学にリードされる苦しい展開でしたが、見事に勝ち切りました。

この試合を観戦して感じたことを記載したいと思います。


2-1.東海大学の気迫


東海大学がブレークダウンやタックルで気迫あふれるプレーをしました。特にFLの薄田選手、すごい気迫で、ものすごいタックルをしていました。明治大学は前半、東海大学の気迫に押され、攻めきれない展開が続きました。


2-2.白井選手のハイパントキャッチ


秩父宮ラグビー場が最も沸いたのは、白井選手のハイパントキャッチです。ものすごかったです。

高い位置で手を伸ばしてボールをキャッチする姿、もう見事の一言に尽きます。

白井選手のハイパントキャッチから金選手のトライにつながったり、チャンスが多く生まれていました。

これからの選手権で明治は大きな武器を1つ手に入れました。


2-3.セットプレー


スクラム、ラインアウトがもう少し安定するといいですね。スクラムはアーリーエンゲージを取られたり、ラインアウトも風の影響もあるかもしれませんが、マイボールを失う場面がありました。この辺は、天理大学戦に向けて修正して欲しいと思います。



2-4.伊藤龍之介選手のプレー


前半、龍之介選手のランで見事なトライがありました。これで、明治は落ち着きを取り戻しました。スペースを見つけて、タックルをものともせずに突破していく姿は本当に見事の一言でした。



3.天理大学戦に向けて


明治大学は次戦は三重で天理大学との一戦を迎えます。東海大学、天理大学と強い相手とぶつかることで、明治はどんどん強くなっていきますね。夏合宿で負けた天理大学、対抗戦で負けた帝京大学、早稲田大学にリベンジをするなんて、なんて素敵なストーリーでしょう。

是非、リベンジして奪還を目指してほしいと思います。


本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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