第61回全国大学ラグビーフットボール選手権 準々決勝 明治大学メンバー発表

2024年12月21日(土)、22日(日)に第61回全国大学ラグビーフットボール選手権の準々決勝が行われます。

21日は慶應義塾大学vs帝京大学、早稲田大学vs近畿大学の試合が秩父宮ラグビー場で行われます。

また、22日には京都産業大学vs大東文化大学、天理大学vs明治大学の試合が三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場で開催されます。

明治ファンですが、流石に三重までは遠征に行けず、この日はJスポーツで観戦します。今週末はリーグワンも開催され、消化不良になりそうです。

それでは、明治大学のメンバーを見ていきましょう。


1.明治大学のメンバー

こちらが明治大学のメンバーになります。

名前学年出身高校身長体重
1檜山 蒼介2年尾道176108
2金 勇哲4年大阪朝鮮17498
3倉島 昂大4年桐蔭学園174108
4田島 貫太郎4年東福岡195101
5佐藤 大地4年国学院栃木183102
6最上 太尊3年仙台育英183102
7福田 大晟4年中部大春日丘17395
8木戸 大士郎4年常翔学園185104
9柴田 竜成3年秋田工業17480
10伊藤 龍之介2年国学院栃木17077
11山村 和也3年報徳学園18281
12蓬田 雄3年流通経済柏17390
13秋濱 悠太4年桐蔭学園17486
14白井 瑛人1年桐蔭学園17883
15竹之下 仁吾2年報徳学園18086
16山本 文士郎4年明大中野177101
17伊藤 潤乃助3年常翔学園175108
18山口 匠2年流通経済柏180120
19物部 耀大朗2年中部大春日丘192118
20藤井 達哉2年東福岡17999
21登根 大斗4年御所実業16672
22萩井 耀司1年桐蔭学園17379
23東 海隼3年光泉カトリック18182

結構変えてきたな、というのが正直な感想です。早稲田大学、帝京大学がメンバーを固定しているのに比べて、明治はメンバーが流動的です。

試合間隔が短いというのもありますが、ちょっと驚きました。


1-1.FWのメンバー

まずは1列。西野選手がメンバー外になっています。対抗戦全試合で先発を務めていたので、気になります。金選手がスタメン、リザーブは山本選手になります。山本選手、久しぶりですね。明治付属校からの出場、頑張って欲しいです。

続いてLO。こちらは佐藤選手が戻ってきました。田島選手、佐藤選手、リザーブに物部選手となっており、安定感があります。東海大学戦ではラインアウトで不安定な所がありましたので、田島選手には期待したいです。

最後はバックロー。木戸キャプテンが戻ってきました。太尊選手、福田選手、木戸選手と破壊力のあるメンバーに加え、リザーブにこれまた突破力のある藤井選手が入りました。天理大学は大安選手、川越選手のU20組のバックローがいますので、ブレークダウンで負けないように頑張って欲しいです。


1-2.BKメンバー

続いてバックス。SHは柴田選手、リザーブに登根選手が入りました。東海大学戦では柴田選手がフル出場していましたが、この試合はスクラムハーフをリザーブに入れてきました。

スタンドオフは萩井選手ではなく龍之介選手。萩井選手はリザーブに入っています。そして、驚きはCTB。平選手がまさかのメンバー外で蓬田選手が入りました。ゴールキックは誰が蹴るのでしょうか?龍之介選手になるのでしょうか?

平選手の欠場は驚きましたが、蓬田選手がその穴をしっかり埋めてくれると思います。そして、副キャプテンの秋濱選手が復活です。明治にとっては朗報ですね。

そして、ウィング。11番には海老澤選手が前線で故障したので、山村選手が入りました。山村選手、久しぶりのスタメンですね。あの切れのあるステップが数多く見れるのは楽しみですね。14番には白井選手。東海大学戦のハイパントキャッチは見事でした。天理大学戦でも大活躍、間違いなしだと思います。

最後にフルバック。あんぴょん選手ではなく、竹之下選手が入りました。東海大学戦でのステップと独走は見事でした。そして、リザーブに東選手が入りました。ジュニア戦には出ていましたが、ここに来てのメンバー入りには驚きました。なんか、ラッキーボーイになりそうな予感がします。久しぶりの東選手にも期待したいと思います。


2.明治大学と天理大学の試合展望

この試合もやはりフォワード戦でどれだけ優位に立てるかが明治にとっては重要になると思います。スクラムやラインアウトのセットプレーは安定して欲しいですし、何よりもブレークダウンの勝負に負けないで欲しいと思います。

東海大学戦で最初苦戦したのはこのブレークダウンで押し込まれたことにあると思います。

天理大学は東海大学の試合を見ていると思いますので、ブレークダウンを激しくしてくると思います。また、タックルも両FL中心に強烈なものになると思います。

明治としてはサポートを早くすること、ブレークダウンでの勝負に負けないこと、に注意したいところだと思います。

攻撃に関してはバックス陣はタレント豊富で多彩な攻めができると思います。白井選手を狙ったハイパント、ハイパントを蹴ると見せかけての龍之介選手のラン、エッジの山村選手を狙ったプレーなど、想像するだけでも楽しみです。

バックスを活かすにもフォワード戦で優位に立つこと、これにつきます。木戸選手中心に激しいプレーを期待したいと思います。


3.その他の試合

3-1.慶應義塾大学vs帝京大学

こちらは帝京大学が有利で、大差になる可能性があります。慶應は小野澤選手が居ないのが痛いですね。HO中山選手の活躍に期待したいです。あとは魂のタックルですね。

一方の帝京大学はメンバーも揃って万全です。フルバックに小村選手が戻ってきたのが大きいですね。

慶應大学の善戦を期待したいです。


3-2.早稲田大学vs近畿大学

こちらの試合も早稲田大学の大差になる可能性があります。早稲田は矢崎選手不在ですが、他のメンバーは万全で、栗田選手も復活しています。

早稲田大学の圧倒的な有利だと思いますが、こちらもよい試合を期待したいです。


3-3.京都産業大学vs大東文化大学

こちらの試合は京都産業大学が優位だと思います。どちらの大学も留学生の出来が鍵を握ると思いますが、ポルテレ選手、ナブラギ・エロニ選手の突破力は脅威だと思います。

大東文化がどこまで粘れるか、前半いい勝負に持ち込めば勝機はあるかもしれません。こちらも良い試合を期待したいです。


大学ラグビーもいよいよ大詰めを迎えました。明治大学の勝利を祈念しています。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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