【明治ラグビー】菅平練習試合 筑波大学に敗れる
2024年8月14日（水）に菅平練習試合、筑波大学との一戦が行われました。
1．メンバー
こちらが出場メンバーになります。昨年同様、前半と後半でメンバーを総入れ替えすると想定し、前後半で分けてみました。
ハーフ団は3人ずつ居るので、3交代する形になります。
春シーズン出番のなかった平選手が復帰、PRの富田選手は復帰できずで残念です。
同日にB戦も行われ、そちらのメンバーにも選ばれなかった主要な選手は富田選手含めて下記のメンバーになります。
是非、こちらのメンバーも復帰して活躍して欲しいなと思っています。
2．試合結果
試合結果は31‐35で敗戦となりました。以下、所感になります。
2-1．試合に臨むマインド
ここが一番、筑波大学との差があったところかなと思います。筑波大学の必死さに対して、明治はどこか受けに回っている部分が多かったように感じました。
練習試合なのでそこまでというのはありますが、相手ハイパントを待ってしまってトライに繋がれたり、タックルを外されてトライされたりと言ったところは見ていて残念だなと思いました。
筑波は気合が入っていましたね。その差は大きいかなと思いました。これから続く菅平の練習試合は全て勝つという意気込みで臨んで欲しいなと思います。
2-2．セットピース
スクラムは優勢でしたが、押し切るという所まではいけませんでした。第1列は早めに固定して安定したスクラム、相手を圧倒するスクラムを組んで欲しいなと思います。京都産業大、帝京大との練習試合が試金石になるかと思います。途中、倉島選手が怪我をしたみたいなので心配です。
問題はラインアウトだと思います。試合最後もノットストレートでノーサイドになってしまいました。前半は田島選手が居たので比較的安定していましたが、後半は筑波にスチールされるシーンも多かったです。ここは課題かなと思います。
2-3．攻撃
ハーフ団が3セットという形でした。最初がSH柴田選手とSO萩井選手、次がSH田中選手と龍之介選手、最後がSH登根選手とSO利江人選手。最初のセットは筑波の攻撃を受けている場面が多かったのであまり見せ場がなかったですね。龍之介選手が入って、ゲームが落ち着きました。安定したキックとパスでうまくゲームをコントロールしていた印象です。利江人選手と登根選手が入って更にアグレッシブになった形です。利江人選手のトライは見事でした。最後のパスは後ろに流れてしまって残念でしたが。
いずれにせよ、攻撃のパターンがまだ整備されていない印象です。フェーズを重ねても、攻撃が1，2回で終わる形で、エッジ方面にパスを流しても数的優位を作れていない感じです。連携プレーやダミープレーなどのバリエーションが必要かなと思います。
復帰した平選手は素晴らしいですね。突破力があり、復帰戦での2トライは見事です。格の違いを見せた感じです。連携が深まれば更によくなっていくという期待感があります。
2-4．ディフェンス
まずはカウンターへの対処ができていない感じですね。想定していない場面での対応が遅く、筑波にトライされていました。
内に絞って外側が空くシーンがあったり、中央を抜かれるシーンもありました。この辺は高野コーチがしっかりと分析して改善していただけると思います。
あと、タックルも何回か外されていましたので、きちんと仕留める形になるといいかなと思います。
2-5．チーム編成
去年も前後半でメンバーを入れ替えていましたが、去年と大きく違うのは前半メンバーが固定できていないという所だと思います。
去年はHO松下選手、PR為房選手、LO山本選手、FL森山選手、福田選手、No8木戸選手、SO伊藤耕太郎選手、CTB廣瀬選手、秋濱選手、WTB安田選手、FB池戸選手と11名は固定されていました。
今年固定できているメンバーはHO西野選手、LO佐藤選手、FL福田選手、No8木戸選手、CTB秋濱選手、WTB安田選手の6名と去年の半分強にとどまります。
メンバーをある程度固定できないと連携プレーも深まりませんので、早めに主力メンバーを固定して欲しいと思います。
3．今後の対戦
菅平での練習試合は、下記のように続きます。
8月17日（土）vs 天理大学C
8月18日（日） vs 天理大学A/B
8月22日（木） vs 京都産業大学A/B
8月24日（土） vs 朝日大学
8月25日（日） vs 帝京大学A/B
今までの課題を解決し、実りある合宿にして欲しいと思います。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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