【関東大学対抗戦Aグループ】明治大学が青山学院に勝利!!
2024年9月8日(日)に北海道の月寒ラグビー場で、明治大学対青山学院大学の一戦が行われました。
明治大学が73‐17で勝利しました。今回はこちらの試合を振り返ってみたいと思います。
1.アタック
前後半併せて11トライをあげました。ラインアウトからのモールによるトライが5トライと多かったですね。特に後半はHOの山本選手が4トライをあげる活躍でした。
バックスは階層的な攻撃を多く仕掛け、帝京大学戦で解説の後藤さんが仰っていたような「接点でのパス」を積極的に活用していました。まだ、サインプレーやループなどの連携がうまくいかず、ハンドリングエラーが多かったです。これからシーズンが深まることで連携がよくなるのが楽しみですね。
ルーキーで先発出場した萩井選手、白井選手も活躍しました。白井選手は3トライをあげる大活躍でした。解説の丹羽さんが「普通にやっている」と解説されたのが面白かったですね。試合後の白井選手のインタビューが明スポに掲載されていました。怪我をしないように気を付けていたという発言はルーキーらしからぬ発言ですね。これからの活躍が期待されます。
後半途中から入った伊藤龍之介選手も流石でした。短いパスで平選手のトライを演出したり、ペナルティキックでモールトライをサポートしたりと活躍していました。得意のランはあまり見れませんでしたが、龍之介選手が入ると何かしてくれるというワクワク感がありますね。萩井選手、利江人選手とのスタンドオフのレギュラー争いは本当に熾烈ですね。
この試合の個人的なMVPはフルバックの金選手です。金選手は本当に走るラインが素晴らしいですね。この試合でも何度も素晴らしいランを見せてくれました。パスの精度が高まれば、相手チームにとっては本当に脅威だと思います。
2.スクラム
スクラムはまだまだという感じですね。青山学院大学に押されるシーンも何回か見られました。解説の丹羽さんは「気持ちの問題も大きい」と仰っていましたが本当にそう思います。試合後の明スポで木戸選手が「全然だめだった」と振り返っているので、これからの試合での修正が期待できると思います。
丹羽さんも「重戦車は明治だけ」と仰っていました。次の慶應大学はスクラムも強いチームです。強い気持ちで圧倒して欲しいと思います。
3.ディフェンス
ディフェンスで一番気になったのは、キックオフレシーブですね。春シーズンから課題になっていますが、この試合でも何度もボールを失う場面がありました。
解説の丹羽さんも指摘されていましたが、本当に改善して欲しいと思います。帝京大学や早稲田大学との対戦では致命傷になります。
声がけが重要ですね。誰がとるのか、きちんと責任を持って対処することで改善できる部分も多いと思いますので、次の慶應大学戦に向けて修正して欲しいと思います。
青山学院には今回3トライを奪われました。1つはラインアウトのボールが伸びてそのままトライ。2つ目はラインアウトのサインプレー、3つ目はラインアウトモールからのトライ。どれもラインアウトが関係しています。
こちらも課題が明確ですので、慶応大戦に向けて修正して欲しいと思います。タックルやラインディフェンスは非常に良かったと思います。
4.帝京大学の試合
明治大学対帝京大学の試合の前日、2024年9月7日(土)に帝京大学対日本体育大学の試合がおこなれました。
こちらの試合メンバーについては、こちらの記事をご覧ください。
大学ラグビー開幕 明治大学と帝京大学のスターティングメンバーを考察!!
にほんブログ村 |
ラグビーランキング |
コメント