【ラグビー日本代表】夏のテストマッチを終えて
2024年7月21日(日)のイタリア戦を持って、夏のテストマッチが終了しました。今回は夏のテストマッチを振り返ってみたいと思います。
1.イタリア戦の結果
札幌ドームで行われたイタリア戦は14‐42で完敗でした。涼しい環境の中、イタリア代表メンバーは非常に良いパフォーマンスを見せていました。
特に、フルバックのアンジェ・カプオッツォ選手はすごかったですね。松田選手のキックからトライへ結びつけるあのランは見事でした。
日本代表はラインアウト、スクラムのセットピースが安定しませんでした。特に、ラインアウトですかね。ゴール目前のラインアウトミスが複数回ありました。残念でした。
アタックも機能しませんでした。ライリー選手の2トライは相手のミスと言ってもいい感じで、崩してトライをしたシーンは残念ながら見られませんでした。
接点でも押し負けるシーンも多く、タタフ選手が突っ込んでジャッカルされるシーンも2回ありました。
課題はフィジカルの強化、セットピースの安定、ディフェンスの強化ですね。その次に超速かなと思いました。
2.今後の日本代表のスケジュール
次は、8月下旬から行われるパシフィックネーションズカップですね。
8月25日にカナダ代表と、9月7日にアメリカ代表とそれぞれ戦います。
リーチ選手は休ませ、矢崎選手は早稲田大学に戻ると言われています。
8月2週目ぐらいからまた宮崎合宿が始まると思います。どんなメンバーが選ばれるか今から楽しみですね。
3.日本代表の課題
イタリア戦を見てて思いましたが、かなり実力差がありました。U20のスコットランド、オリンピックのセブンスのニュージーランド戦、アイルランド戦などを見ていると、どの世代、どのスタイルでもティア1との差はかなりあるというのが正直な感想です。
その差を埋めるのはエディさんが言う超速だと思うのですが、超速が先ではなく、最終系が超速なような気がします。
まずは相手を押せないまでも押されないようにフィジカルを強化すること。セットピースを安定させること。ディフェンスを強化すること。
そのうえで、ずっと超速ではなく、緩急をつけて、超速な所とゆっくり攻める所を見分けることが必要だと思います。
あと、2024年9月号のラグビーマガジンで伊藤龍之介選手が語っていましたが、U20でスコットランドに負けたのは、本番で実力を発揮できる力の差だということでした。これは、本当にそうだなと思いました。いくら練習をしてもテストマッチやU20の大会、オリンピックなどの本番でティア1のチームとは場数の経験が圧倒的に少ない限り、なかなか鍛えられません。どうやって、この場数という問題を解決していくか、しかも様々な年代でこの経験を踏む場をどう増やしていくかを日本ラグビー協会全体で協議して欲しいなと思います。
すみません、偉そうなことばかり言いました。1素人ファンのたわごとでした。
ただ、もっともっと強くなって欲しいなと思っています。頑張れ、日本のラガーマン!!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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