【U20ラグビー日本代表】ウルグアイに勝利!! 3位で大会を締めくくる

2024年7月18日(水)の未明、ワールドラグビーU20トロフィー2024の3位決定戦が行われ、日本代表がウルグアイ代表に勝利し、3位で大会を終えることになりました。


ラグビー


1、ウルグアイ戦の結果

結果は、75‐22で勝利しました。前半はなかなかうまく行かない面もありましたが、後半持ち直し、快勝しました。

筑波大学の増山選手、すごいステップでした。また、SOで先発した伊藤利江人選手もよかったですね。躍動していました。GKも難しい場所からも見事に決めていました。

優勝してU20チャンピオンシップに昇格をするという目標は達成できませんでしたが、個々の選手が成長し、課題にぶつかったことはこれからの日本ラグビーにとって非常に有意義なことだと思います。今後の選手たちの活躍を期待しています。


2.試合運びについて

スコットランド戦や最終戦のウルグアイ戦もそうですが、ペナルティキックを狙ってもいいのではないかと思います。特に、スコットランドのような格上の相手と戦う場合には確実に点を重ねていくということも大事だと思います。

超速ラグビー、コスモアタックは確かに体格に劣る日本人選手が世界と戦う上で必要なことですが、全ての場面で超速にする必要はないかなと思いました。

ペナルティを得たら、確実にエリアを獲得する、確実に3点を獲得する、といったことを徹底し、ここぞという場面で超速になるというのがいいのかなと思いました。


3.若い世代の教育について

今回の大会に参加した選手たちはこれから各大学に戻り、大学での夏合宿、秋の大会に出場という形になると思います。

大学の試合は、世界のレベル(スコットランドのような)と比べると、明らかに強度が劣ると思われます。また、大学2年生が主流の今回の選手たちは大学の試合にも出れない可能性があります。折角いい経験をして課題感を持った選手たちが、その課題を解決する場がないというのは何とももったいないなと思います。

先のブログにも記載しましたが、大学の試合を増やす、リーグワンとの交流戦を開催するなどの工夫をして欲しいと思います。

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4.来年の大会で期待する選手

本大会で優勝したのはスコットランドで、スコットランドがU20チャンピオンシップに昇格します。降格するのはフィジーかスペイン。

来年はフィジーかスペインを倒すための大会になります。

ここからは、来年の大会に期待する選手を上げたいと思います。

白井 瑛人選手

2024年大会の最終戦のウルグアイ戦に出場しました。キャリーであまり見せ場は作れませんでしたが、世代屈指の力強さを備えています。来年の大会を引っ張るリーダーとして、秋の大学シーズンでも活躍し飛躍して欲しいと思います。

田中 京也選手

白井選手と同じく、2024年大会に出場しました。清水選手の後を受け継ぐHOとして、来期の活躍を期待したいです。

城 央祐選手

早稲田大学の1年生。春のシーズンでも活躍しました。高校ジャパンのキャプテンとしてイタリアにも勝利しています。U20での活躍も期待したいです。

福田 大和選手

帝京大学の1年生。力強いキャリーで日本代表の合宿にも参加しています。世界でも通用するレベルの選手だと思いますので、U20大会での活躍が楽しみです。

井上 達木選手

筑波大学の1年生。佐賀工業時代から世代屈指のスクラムハーフとしてゲームをコントロールしてきました。キックがうまい選手で、U20でも活躍間違いなしです。

萩井 耀司選手

U20メンバーが不在の春シーズンで明治大学のスタンドオフを見事にこなしていました。パスと伸びるキックでチームをけん引します、U20でのゲームコントロールが楽しみです。

小野澤 謙真選手

慶應大学の1年生。春シーズンでも活躍し、日本代表合宿にも参加しています。得意のランでU20をけん引して欲しいと思います。

他にも有望な選手がたくさんいます。今年の悔しさをばねに来年はチャンピオンシップへの昇格という悲願を達成して欲しいと思います。

頑張れ、若き日本代表!!

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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