【明治ラグビー】明治大学が東海大学に2点差で勝利

 2024年6月16日(日)に関東大学春季交流大会で東海大学との一戦が行われた。

当日は熊谷ラグビー場で開催された。ものすごい暑い日なので、選手たちは大変だったと思う。


1.明治大学の出場メンバー

こちらが出場メンバー。

#ポジション名前学年出身校
1PR伊藤 潤乃助3年常翔学園高校
2HO西野 帆平3年東福岡高校
3PR山口 匠2年流通経済大柏高校
4LO田島 貫太郎4年東福岡高校
5LO佐藤 大地4年國學院栃木高校
6FL利川 桐生3年大阪桐蔭高校
7FL福田 大晟4年中部大春日丘高校
8No8最上 太尊3年仙台育英高校
9SH柴田 竜成3年秋田工業高校
10SO萩井 耀司1年桐蔭学園高校
11WTB坂本 公平4年東福岡高校
12CTB蓬田 雄3年流通経済大柏高校
13CTB山田 歩季4年京都成章高校
14WTB安田 昴平4年御所実業高校
15FB金 昴平4年大阪朝鮮高校
16金 勇哲4年大阪朝鮮高校
17檜山 蒼介2年尾道高校
18木谷 光2年報徳学園高校
19物部 耀大朗2年中部大春日丘高校
20大崎 哲仁4年國學院久我山高校
21登根 大斗4年御所実業高校
22伊藤 龍之介2年國學院栃木高校
23竹之下 仁吾2年報徳学園高校
24亀井 秋穂2年長崎北陽台高校
25白井 瑛人2年桐蔭学園高校
26大沼 隼人2年國學院久我山高校

前節の帝京大学との一戦から、木戸主将、秋濱副将が欠場となった。秋濱選手は帝京大学戦で大爆発していたので、欠場は明治大学にとっては大きな痛手になった。

一方、U20の別府合宿が終了し、U20代表候補メンバーがリザーブに名を連ねた。U20代表候補メンバーから、大川選手、伊藤利江人選手はA戦にはメンバー登録されず、B戦での出場になった。


2.試合結果


試合結果はタイトルに記載した通り、40‐38の2点差で明治大学が勝利した。

トライ数は共に6で、ゴールキックの差で明治大学が勝利した。

前半41分に利川選手がイエローカードでシンビンになっている間に東海大学が2トライ2ゴールを挙げ、さらに終了間際に東海大学に2トライ2ゴールを許し2点差に追い詰めされた。


明治大学対東海大学の試合が行われた熊谷ラグビー場


3.戦評(改善して欲しい所)


①スクラム


この試合もスクラムが安定しなかった。前節の帝京大学の試合でスクラムを圧倒された反省から、セットで優勢になることを意図していたようである。スクラムを組む時に主導権争いをして何度も試合が止まった。

スクラムの駆け引きは見ごたえがあったが、東海大学とのスクラムは五分五分といった感じである。気になったのは1番伊藤選手の高さ。もう少し低くセットしたほうがよいのではないかと素人ながら思った。

また、後半の37分にはマイボールスクラムでボールがきちんと入らずに東海大学のスチールを許しトライされている。スクラムで安定しないと、明治のバックス陣が生きてこない。夏合宿でスクラムを強化して、押せないまでも安定したスクラム、押されないスクラムを組めるようにすることは必須である。


②ラインアウト


ラインアウトもこの試合では安定しなかった。田島選手というキャッチがうまい選手が居るので、シンプルに彼に合わせる形でのスローイングでもいいのではないだろうか。後半はU20の亀井選手が入ってきて、更にラインアウトは有利になったはずである。

U20では日本代表相手にもラインアウトが戦えているというレポートが日本ラグビー協会の記事にあった。それは亀井選手によるところが大きい。是非、明治大学でも、U20の代表を参考にラインアウトの安定を進めて欲しい。


➂キックオフレシーブ


東海大学のキックオフのレシーブも安定しなかった。お互いに見合って、ボールがバウンドするケースもあった。

キックオフレシーブは例年明治大学が苦手とするプレーであるが、ここをミスすると自陣で相手ボールになるため、ピンチになる確率が高くなる。

特に帝京大学のようなスキのないプレーをするチームには、ミスに付け込まれることが多くなる。キックオフレシーブの強化も夏合宿で行って欲しい。


④ディフェンス


明治大学の試合前に帝京大学と早稲田大学の試合をJスポーツで見ていた。帝京大学はとにかくディフェンスが凄かった。前に出て止める、タックル1発で仕留めるということが徹底されていた。明治大学はどのようにディフェンスするのか曖昧なシーンが多く、タックルも1発で止められずにゲインを許すシーンも多かった。

ディフェンスが機能すれば、帝京大学のように試合を圧倒できる。帝京大学との試合のような気迫あるプレーも少なかった。早稲田戦の帝京大学を参考に、前に出るディフェンス、気迫あるタックルを秋に向けて磨いてほしい。


⑤規律


利川選手のイエローカードにより、試合が拮抗した状況になってしまった。イエローカードを出すほどのプレーか?という疑問は確かにあるが、そのような恐れのあるプレーはしない方がよい。

利川選手のように気迫あるプレーをする選手は今の明治大学に多くないので、利川選手は必要な存在である。その気迫はチームを鼓舞する方向に向けられるようにしてもらいたい。利川選手、期待しています。


⑥リーダーシップ


この試合は木戸主将が欠場していたため、福田選手がゲームキャプテン、後半は安田選手がキャプテンを務めていた。

早稲田の試合を見て、佐藤選手のリーダーシップをみているので、チームを引っ張る力が足りていないように見られた。早稲田戦の帝京の青木選手の闘志もすごかった。パーソナリティもあるので難しいかもしれないが、佐藤選手や青木選手に負けない闘志を、明治のリーダー陣には期待したい。


4.戦評(流石と思った点)


①U20代表組のプレー

U20代表組から、山口選手、物部選手、亀井選手、伊藤龍之介選手、竹之下選手、白井選手の6名が出場した。

特に、伊藤龍之介選手は得意のランで大きくゲインするシーンもあり、流石と思わせるシーンが多かった。連携がまだ十分ではなく、ミスになる部分もあったが、今後連携が深まれば更に多彩な攻めを見せてくれると思う。

龍之介選手、白井選手のバックスラインは楽しみである。


②坂本選手のキック

坂本選手のゴールキックのおかげで2点差で勝ち切ったと言っても過言ではない。前節の帝京大学戦でも坂本選手がキックを確実に決めたため、同点で凌げたという面もある。

ゴールキックはゲームの勝敗を決める大きな武器になる。秋シーズンは、海老澤選手も戻ってくるので、安田選手も含めたレギュラー争いは激しくなると思うが、ゴールキックを確実に決められる坂本選手は明治にとって必要な存在だと思う。


5.秋の対抗戦に向けて


明治大学にとって、この春はなかなか厳しい状況だったと思う。長年バックスを率いた伊藤コーチが退任し、リーグワンの影響で後任の高野コーチの着任が遅れた。BKコーチが不在の状況が長く、セブンスの大会もFWコーチである杉本コーチが見ていた。

また、怪我人が多く、昨年レギュラーであった、富田選手や平選手は春シーズンの試合に出場することができなかった。流通経済大学の試合で藤井選手も怪我で途中退場し、その後の試合には出ていない。東選手も春シーズンの出場はない。

更に、U20に9人の選手を出している。9人とも明治では主力級の選手であるため、戦力がダウンしてしまう。

怪我人とU20への派遣の影響で、各校との練習試合ではC戦を開催することができず、A戦、B戦になることが多かった。

7月初旬に「ワールドラグビーU20トロフィ2024」が開催され、7月中旬以降はU20代表組も含めたチーム練習ができるようになる。

ここから、チームとしての完成度が上がっていくと思われる。セットプレーの安定等課題は明確になっているので、夏の練習で完成度を高め、秋の対抗戦に臨んでもらいたい。

帝京や早稲田よりも圧倒的な伸びしろを明治に感じる。どれだけここから強くなるのか楽しみしかいない。

頑張れ、明治!!

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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