【明治ラグビー】新人明早戦 観戦記
2024年6月1日(土)に早稲田大学上井草グランドで新人明早戦が行われた。
今回はこちらの観戦記を記載する。
1.出場メンバー
こちらが出場メンバー。
こちらを見てすぐに分かるのが、早稲田大学は全員1年生に比して、明治大学は2年生や3年生、4年生も含まれているということ。
ちなみに、スタッフを除くプレイヤーのメンバー数を比較すると、早稲田大学が127名に対して明治大学は87名になっている。ちなみに帝京大学は107名。(HPを見て数えた人数)
明治大学のプレイヤーの人数が少ないことが分かる。春の大会では、ケガ人が多く出ていることに加え、U20で主力メンバーの出場がかなわない厳しい状況にある。
今回の新人戦でも、翌日に新潟県で行われる明早戦に1年生の萩井選手と為房選手がスタメンで出場するため新人戦に出場することができなかった。結果、スタンドオフには3年生の仲間選手、フルバックに3年生の川村選手が出場することになった。
この春はヘッドコーチの高野コーチが就任して間もないこと、ケガ人とU20大会の関係でメンバーが揃わないことが響き、明治大学としては苦しいやりくりを強いられている。
2.試合の内容
観戦していて思ったことだが、早稲田には活気があるが明治はおとなしい。上井草グランドで試合をしているということもあるが、早稲田には一体感があった。佐藤健次選手のキャプテンシーなのだろう。佐藤選手も応援していて、チーム全体として明るくていい感じだ。
試合は早稲田が立て続けにトライを重ねる。トライを取った時の早稲田メンバーの喜びといったらすごかった。
明治の見せ場は前半終了間際。この試合でひときわ目立っていたのは、CTBの白井選手。体も大きく人に強くなかなか倒れない。ステップも踏めて、観客席がどよめく。前半終了間際のトライは白井選手の個人技だった。白井選手は将来の明治、ひいては日本ラグビーを支える逸材。素晴らしいプレイヤーだった。
後半に入って、明治が立て続けにトライをするが早稲田大学も2トライを返し、結果は24-33で早稲田大学の勝利で終わった。
明治はとにかく仕上がっていない感じ。個人の能力の高さで何とかやりやっているように見えた。
3.今後に期待すること
今、明治大学ラグビーが置かれている状況は、今いるメンバーでどう戦っていくかということなのだろう。
組織的なアタックやディフェンスが出来ていない状況で、早稲田大学に敗れたという所なので、悲観することはないと思う。
次に行われる帝京大学戦も厳しい戦いになると思われるが、春の大会で改善すべき点を明らかにして、夏できちんと仕上げて欲しいと思う。
あと、もう少し声を出して、チームの雰囲気がよくなるといいなと感じた。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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