U20ラグビー日本代表 別府合宿参加メンバーを発表
2024年7月に行われる「ワールドラグビーU20トロフィー2024」に向けた国内最後の強化合宿である別府合宿の参加メンバーが発表された。
こちらの合宿は6月7日(金)から11日(火)まで行われ、最終日の11日(火)には宮崎で合宿を行っている日本代表と一緒に練習を行うらしい。
1.メンバー表
こちらがメンバー表。
2.FWメンバー
まずは1列目から。1列目でNZ遠征に参加していたメンバーから外れたのは、PR浦出睦己、HO清水健伸の両選手。怪我だろうか。二人ともFW1列の柱なので、早期の復活を期待したい。1列目では明治大学の山口選手が復活。早稲田大学との春季の一戦で後半から出場し安定したスクラムを組んでいた。U20でも是非、活躍して欲しい。
LOでは白丸選手と大宮選手が外れ、筑波大学の中森選手が選ばれた。中森選手は昨年の桐蔭学園の優勝メンバー。早くもU20に選出された。
バックローのFLとNo8はNZ遠征メンバーと変わりはない。
3.BKメンバー
SHは京都産業大学の2人。SOは明治大学の2人。ここは不動だ。
CTBにはSOで登録されている本橋選手と上田選手の帝京大学の2人がスタメンをはることが多いが、ここに明治大学の1年生白井選手が選ばれた。新人早明戦での白井選手のトライは会場がどよめくものだった。体格に恵まれた逸材。飛び級になるが、この合宿でアピールしてU20のスコットランド遠征メンバーに名を連ねて欲しい。CTB永井大成は選外になった。
WTBはNZの試合でも活躍した飯岡選手が選ばれたのに加え、海老澤選手も怪我から復帰してメンバー入りを果たした。石田吉平選手に次ぐ、和製コルビとなり得る人材。怪我無く合宿を乗り切ってもらいたい。NZの試合で活躍した岸 未来選手は選外になった。残念。
FBには京都産業大学1年生の宮里選手が選ばれた。昨年の花園を沸かせた選手。関西リーグは見ていないのでわからないが、春季の大会で活躍しているのだろう。どのようなプレーを見せるか楽しみである。
矢崎選手が選ばれていないが、矢崎選手は日本代表合宿に参加するとのこと。恐るべし。
4.大学別構成比
30名のメンバーを大学別に集計した。
明治大学が30人中9人を占めている。次いで、筑波大学と京都産業大学の5人、帝京大学の4人と続く。
早稲田大学はまさかの0人。清水選手と矢崎選手はスコットランド遠征には確実に選ばれると思われるので、2名は固いと思う。
明治大学は2024年6月9日(日)に帝京大学との春季交流戦の試合が控えている。ケガ人も多い中で9名の主力が抜けるので、非常に厳しい選手のやりくりになると思われる。
チーム事情を加味するとここまで選手を出すのは厳しいと思うが、選手の未来や日本代表としての活動を尊重していることには頭が下がる思いである。
明治大学のメンバーは、今がアピールする絶好のチャンスと捉えて頑張ってもらいたい。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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